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黒字決算と現金残高のずれを確認する中小企業経営者

黒字と現金の違い

黒字なのに現金がない原因は?黒字倒産を防ぐ資金繰り対策

利益は計算上の成果、現金は実際の入出金です。売掛金・在庫・借入元金・設備投資から、現金が減った場所を特定します。

公開日:2026-07-30 五常コンサルティング株式会社

原因分析|追加調達の前に確認

黒字と現金の違いを図解

利益は「計算上の成果」、現金は「実際の入出金」です

損益計算書が黒字でも、売上代金がまだ売掛金のまま、商品が在庫のまま、借入元金を返済した、設備を現金で購入したなどの理由で、預金は減ることがあります。

追加調達だけで埋める前に、売掛金、在庫、借入元金、設備投資の4項目を確認し、13週間資金繰り表で実際の入出金を見える化します。

01|課題

黒字でも、支払日に現金がなければ事業は止まります

利益が出ていることは重要ですが、利益と現金残高は一致しません。売上が急増する成長期ほど売掛金と在庫が増え、仕入・人件費の支払いが先に来るため、黒字倒産のリスクが高まる場合があります。

損益 売上・利益は黒字 会計上は好調
資産 売掛・在庫が増加 まだ現金にならない
支出 返済・設備で現金減 利益と違う動き
結果 支払資金が不足 黒字でも資金ショート

利益だけでなく、通帳と貸借対照表の増減を確認します

日本政策金融公庫は、利益と現金のずれを生む代表例として、売掛金、在庫、借入金の元金返済、設備投資などを案内しています。自社の決算・税務上の扱いは税理士等へ確認してください。

日本政策金融公庫「黒字なのにお金がないのはなぜ?」

黒字と現金のずれを売掛金在庫借入返済設備投資から分析する会社
利益と通帳の差は、売掛金・在庫・借入元金・設備の増減を追うと見つけやすくなります。

02|なぜ発生したか(原因)

現金が消えた場所を、4つの勘定と実物から探します

損益計算書だけではなく、前月・前年と比べた貸借対照表と預金明細を確認します。増えている資産、減っている負債、大きな現金支出を特定します。

売掛金の増加 売上は計上、入金はまだ
在庫の増加 現金が商品へ変わる
RESULT利益と現金のずれ損益・残高・通帳をつなぐ
借入元金の返済 現金は減るが費用ではない
設備投資 支出と費用計上時期が違う

不足額を日付付きで計算します

期首の現預金+実際の入金 仕入・経費等の実支出 返済・設備等の実支出 期末の現預金

指標・関連科目の参考となる公式資料:日本政策金融公庫「黒字なのにお金がないのはなぜ?」

不足額の計算例

期首現預金+当月入金
1,500万円
仕入・人件費・経費
900万円
借入元金・設備支出
400万円
期末現預金
200万円

入金予定は、請求済みで支払先にも確認できた金額だけを入れます。希望的な売上や未承認の案件は不足額を小さく見せるため、含めません。

03|解決策

回収・在庫・返済・投資の順に、現金を戻す計画を作ります

原因が売掛金なら回収条件、在庫なら発注・滞留品、返済なら金融機関相談、設備なら投資時期と資金調達を見直します。原因と違う方法で資金を足しても再発します。

今日

13週間資金繰りを作成

  • 通帳残高から開始
  • 確実な入金と支払を週別に配置
  • 最低残高と不足週を特定
今週

売掛金と在庫を点検

  • 期限超過売掛金を回収
  • 回収条件の長い取引を確認
  • 滞留・過剰在庫を削減
同時

返済と投資を見直す

  • 借入元金返済を一覧化
  • 既存金融機関へ早めに相談
  • 不要不急の設備投資を再検討
不足時

原因に合う資金を比較

  • 一時的な時間差かを判定
  • 手取り額・総費用・将来負担を比較
  • 調達後も13週間表を更新
売掛回収と在庫削減と資金繰り表更新を行う中小企業
売掛先への確認、発注量の調整、13週間資金繰りの更新を同時に進めます。

相談前にそろえる4分類

損益月次試算表・粗利・固定費
残高売掛金・在庫・買掛金
現金全口座明細・入出金予定
負担借入返済・設備投資予定

申込・相談で守る3つの原則

1

必要日より前に確認

申込条件、必要書類、審査・契約・入金の工程を候補先へ早めに確認します。

2

金額と条件を具体化

必要額、必要日、返済可能月額、資金使途を数字と資料で説明します。

3

提示条件を記録

実質年率、手数料、手取り、返済・支払条件、必要書類を正式資料で残します。

04|当社のサービス

企業ごとの状況を確認し、適切な資金調達方法を提示します

売掛金、在庫、借入返済、設備投資、必要日を伺い、原因改善後に残る不足額について3つの提携サービスを比較します。

資金調達コンサルの支援内容を見る

必要額、必要日、返済余力を確認し、銀行・日本政策金融公庫などの融資を優先したうえで、期限に間に合わない確定不足だけ民間手段を比較します。

銀行・公庫融資

一定の時間があり、返済計画を説明できる場合に優先して検討します。紹介対象外でも相談先として提示します。

ビジネスローン

返済余力を確認し、実質年率、月返済額、総返済額を含めて候補を整理します。

ファクタリング

請求済み売掛金と入金実績を確認し、早期資金化した場合の手取り額を比較します。

社用車リースバック

会社所有車両の名義・残債を確認し、業務での使用継続を前提に候補を整理します。

原因改善を先に行い、残る時間差だけを資金調達で埋めます

恒常的な粗利不足を短期調達だけで埋めると、費用と返済で現金がさらに減ります。一時的な売掛・在庫の増加か、構造的な収益問題かを分けます。

START不足額と必要日を確定
請求済み売掛金が増加入金サイトが長いYES
回収改善・ファクタリング売掛金を早期化
返済後も余力がある一時的な増加運転資金YES
銀行・ビジネスローン返済計画を確認
会社所有車両がある使用を続けたいYES
社用車リースバック保有資産を資金化

いずれも該当しない/返済計画に不安がある既存銀行・日本政策金融公庫・信用保証協会・よろず支援拠点へ相談

黒字会社の現金不足に対する改善策と資金調達を比較する経営者
原因改善で戻る現金と、外部調達で増える現金・将来負担を分けて比較します。
方法候補になりやすい状況契約前の確認事項主な注意点
売掛回収・条件改善回収遅れ・長い入金サイト期限超過、請求漏れ、支払条件取引先との合意が必要
在庫・発注改善在庫回転が悪化している滞留日数、粗利、最低発注量売上機会を失わない水準
銀行・公的融資増加運転資金を長期で支えたい必要額、審査期間、返済計画早めの相談が必要
ファクタリング請求済み売掛金の入金待ち手取り額、手数料、通知、契約実態将来入金が減る
ビジネスローン・リースバック返済余力または車両がある総返済額/査定・リース料継続負担を反映

ファクタリングは契約の実態まで確認してください

金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けに注意を促しています。契約名だけでなく、売掛先が支払わなかった場合の買戻し義務、償還請求、担保性、実際の手取り額を確認してください。

金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

緊急調達後も不足が続く場合は、追加の短期調達だけで解決しようとせず、公的相談窓口と既存金融機関へ相談します。

中小企業庁「資金繰りに関するご相談」日本政策金融公庫「お手続きの流れ」

01無料ヒアリング不足額・期限・資産を確認
02調達順序を設計銀行・公庫を含めて整理
03候補を比較・紹介費用と将来負担を確認
04お客様が判断契約するかは自由

当社の立場と紹介手数料について

この記事の相談テーマについて、前提条件と資金繰りへの影響を整理します。 当社は銀行・日本政策金融公庫の融資可否を判断する機関ではなく、貸金業者、ファクタリング事業者、リース会社でもありません。必要に応じて提携先をご紹介し、提携先から紹介手数料を受け取る場合があります。審査、契約条件、資金調達の実行を保証するものではありません。契約は各提携先から正式な条件説明を受け、お客様ご自身でご判断ください。

05|なぜ当社に依頼するのか

資金調達は「借りられる方法」より、検討する順番が重要です

急いでいると、最初に見つかった方法へ申し込みたくなります。しかし、不足額や期限を確定せず、銀行・公庫融資の可能性を確認する前に短期・高コストの方法を選ぶと、必要以上の金利や手数料が発生し、翌月以降の資金繰りを圧迫する可能性があります。

01不足額を確定必要額・期限を数字にする
02条件を改善回収・支払条件を交渉
03銀行・公庫を確認時間と返済計画を照合
04民間手段を比較総費用と翌月負担で判断

順番を間違えるリスク

高コストの短期調達を先に利用すると、返済や手数料で財務負担が増え、その後の融資審査や追加調達に影響する可能性があります。審査基準は各機関で異なります。

表面金利だけで選ぶリスク

金利・手数料だけでなく、総返済額、実際の手取り額、月々の支払額、契約期間、中途解約条件まで比べないと、結果的な負担が高くなる場合があります。

当社へ依頼する意味は、特定の方法へ誘導することではありません。

銀行・公庫融資を待てるのか、短期資金が本当に必要か、売掛金や車両を使う合理性があるかを同じ条件で整理し、申し込む前に順番と将来負担を見える化します。

06|よくある質問

黒字なのに現金がない会社のよくある質問

Q黒字なら倒産しないのではありませんか?
A

支払日に使える現金が不足すれば、会計上黒字でも事業継続が困難になります。利益と現預金を別々に確認してください。

Q利益と現金がずれる主な理由は何ですか?
A

売掛金や在庫の増加、借入元金の返済、設備投資などです。ほかの要因もあるため、試算表、貸借対照表、通帳を照合します。

Q売上を増やせば現金不足は解決しますか?
A

回収前に仕入・外注・人件費が増える条件では、売上増加が一時的な現金不足を拡大することがあります。増加運転資金を先に計算します。

Qファクタリングで毎月の不足を埋めてもよいですか?
A

恒常利用は将来の売掛入金と手取りを減らします。回収条件、粗利、在庫、固定費を改善し、一時的な時間差かを確認してください。

Qどの資料を見れば原因が分かりますか?
A

月次試算表、前月比較の貸借対照表、売掛金一覧、在庫一覧、借入返済予定、設備投資記録、全口座明細を確認します。

07|FREE CONSULTATION

利益と現金がずれた原因を、無料で整理します

売掛金、在庫、返済、設備投資、13週間の入出金を伺い、改善後に資金調達が必要かを確認します。

  • 初回相談無料・相談だけでも可
  • 法人・個人事業主の事業資金が対象
  • ご紹介先と契約するかはお客様が判断
資金繰りを無料相談

※個人向けの生活費・借金返済目的等のご相談はお受けできません。審査通過や着金を保証するものではありません。税務・社会保険・法的判断は各公的窓口または有資格者へご相談ください。

【無料】10秒でわかる資金調達・無料診断

支払い期日までに取れる選択肢を確認
事業資金の無料相談(必要な項目だけで簡単に相談できます)

相談・診断は無料 当社は貸金業者ではありません 無理な勧誘・強引な契約は一切なし
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