平日 9:00〜18:00

052-990-6861
80パーセント保証と100パーセント保証の違いを銀行担当者と確認する経営者

保証割合と返済義務を分ける

信用保証協会の責任共有制度とは?80%保証と100%保証の違いを整理

80%・100%の意味を三者の関係で理解し、借入全額の返済を試算します。

公開日:2026-08-04 五常コンサルティング株式会社

信用保証|責任共有・保証割合

80%保証と100%保証を、融資承認率の違いと誤解しない

信用保証協会の責任共有制度とは?80%保証と100%保証の違いを整理

責任共有制度は、信用保証協会と金融機関が責任を共有し、融資後も連携して中小企業者への支援を行う仕組みです。全国信用保証協会連合会の案内では、部分保証方式は原則として借入金額の80%を信用保証協会が保証し、金融機関が20%を負担します。負担金方式は融資時点では100%保証ですが、代位弁済時に金融機関が一定割合を負担し、実質的な責任共有を図ります。

「80%保証だから会社が20%を現金で用意する」「100%保証なら必ず融資が通る」という意味ではありません。割合は信用保証協会と金融機関の負担関係であり、借入企業には契約に基づく返済義務があります。制度対象、審査、保証料、保証人、返済条件は個別に確認します。

01|課題

保証割合を、会社が借りられる割合や自己資金割合だと考えている

責任共有の20%は、通常、借入企業が頭金として用意する説明ではありません。また100%保証でも金融機関・信用保証協会の審査はあります。数字の印象だけで制度を選ぶと、必要額、総費用、返済可能性の確認が抜けます。

注意1 20%を自己負担と誤認 金融機関が負担する信用リスクと、会社の返済義務を混同します。
注意2 100%保証を承認と誤認 責任共有制度の対象外であることを、無審査・無条件の融資と受け取ります。
注意3 制度名だけで比較 保証料、金利、期間、据置、実手取、月返済、改善支援を比べていません。

責任共有制度には部分保証方式と負担金方式があり、実質的な負担割合を共有します

セーフティネット保証1~4・6号、災害関係保証、創業関連保証など、責任共有制度の対象外となる保証が案内されています。対象・除外は申込時点の制度要綱と正式窓口で確認してください。

制度情報の確認基準日:2026年8月4日。制度改定や地域差があるため、申込時は必ず正式窓口へ再確認してください。

全国信用保証協会連合会「責任共有制度」

80パーセント保証と100パーセント保証の資料を比較する事業者
保証割合ではなく、対象要件、審査、総費用、返済後現金を同じ条件で比較します。

02|なぜ発生したか(原因)

誤解が生まれる原因は、保証協会・金融機関・借入企業の三者の役割を分けていないことです

保証は借入企業の返済を免除するものではありません。誰が誰に対して何を負担する制度かを図で確認し、自社の資金判断とは別に整理します。

金融機関の役割を省略 融資審査・実行・期中支援を担う金融機関と、保証審査を行う信用保証協会を一つに見ています。
割合の対象を誤認 保証割合を融資額、自己資金、返済額の割合と取り違えます。
RESULT保証割合と自社の返済計画を別の図で確認する制度上の負担関係を理解した上で、借入全額の返済可能性を試算します。
制度除外を未確認 責任共有対象外の保証であっても、審査や返済義務までなくなると誤解します。

会社は保証割合ではなく借入全額の返済後現金を確認する

営業現金 既存返済+新規返済 返済後現金 最低現金との差

指標・関連科目の参考となる公式資料:全国信用保証協会連合会「責任共有制度」

返済余力の確認

試算例
新規借入1,000万円が80%保証でも、会社が返済する元本を800万円として計算するわけではありません。契約に基づく借入全額の元利返済を資金繰り表へ入れます。

保証割合、融資条件、責任共有対象、保証料は正式資料で確認します。この記事の例は個別契約の計算を示すものではありません。

NUMERICAL CASE

80%保証でも、会社の返済表には借入全額を入れる

1,000万円の借入を、80%保証と100%保証で比較する説明例です。保証割合は金融機関と信用保証協会の負担関係であり、借主の元本を減らしません。

区分会社が計上する借入元本誤った計算
80%保証1,000万円800万円だけ返す
100%保証1,000万円保証協会が通常返済する
資金繰り表契約上の元利返済全額保証割合で月返済を減らす

この事例の判断:審査や金融機関側の取扱いは異なっても、会社は契約に基づく全額返済で最低現金を試算します。

03|解決策

責任共有制度を4段階で確認する

制度の負担関係を理解し、自社の返済可能性へ戻って判断します。

STEP 01

制度名を確認

  • 申込予定の保証制度と責任共有対象を確認
  • 部分保証方式・負担金方式を窓口へ確認
STEP 02

三者の役割を分離

  • 金融機関の融資審査と保証協会審査を区分
  • 会社の返済義務を契約で確認
STEP 03

条件を比較

  • 金利・保証料・期間・据置・実手取を比較
  • 同額・同期間で完済総額を試算
STEP 04

返済後現金を確認

  • 借入全額の返済を資金繰りへ反映
  • 下振れ時の相談日と改善行動を設定
保証協会・金融機関・借入企業の役割を図で確認する融資相談
80%・100%という数字だけでなく、審査、保証、融資、返済の関係を分けます。

相談前にそろえる3分類

制度資料制度名、保証割合、責任共有対象、保証期間、保証料、申込窓口。
融資条件金利、返済方式、据置、実手取、担保・保証、完済総額。
自社資料決算・試算表、借入一覧、資金使途、13週間・12か月資金繰り。

申込・相談で守る3つの原則

1

必要日より前に確認

申込条件、必要書類、審査・契約・入金の工程を候補先へ早めに確認します。

2

金額と条件を具体化

必要額、必要日、返済可能月額、資金使途を数字と資料で説明します。

3

提示条件を記録

実質年率、手数料、手取り、返済・支払条件、必要書類を正式資料で残します。

03-2|別の視点からの解決策

保証割合ではなく、制度要件・総費用・支援内容で三つのルートを比較します

責任共有対象の保証、責任共有対象外の保証、公庫やプロパー融資は、対象者と目的が異なります。100%保証を希望することから始めず、自社が制度要件に該当するか、資金使途に合うか、返済後現金を守れるかを確認します。セーフティネット保証等を検討する場合は、指定・認定・申込期限・売上減少要件などの正式案内を確認し、認定取得を融資承認と誤解しません。

ROUTE A

責任共有対象の保証

向いている状況
通常の保証制度で金融機関と相談
実行すること
方式・保証割合・条件を正式確認
注意点
20%を頭金と考えない

ROUTE B

責任共有対象外の保証

向いている状況
対象制度の要件を満たす可能性
実行すること
最新要綱・認定・申込期限を確認
注意点
100%保証を承認と考えない

ROUTE C

公庫・プロパー融資

向いている状況
保証以外の本線も比較できる
実行すること
同額・同期間で総負担を比較
注意点
審査可能性を断定しない

保証割合を見る前の4質問

  • 申込予定制度が責任共有の対象か正式資料で確認したか
  • 80%・100%が誰と誰の負担関係を示すか理解したか
  • 借入全額の元利返済を資金繰りへ反映したか
  • 保証料・金利・期間・実手取・支援内容を同条件で比較したか

制度対象外の一覧や取扱いは変更される場合があります。申込時点の保証協会・金融機関の正式案内を確認します。

指標確認・資金調達・改善支援の公式情報: 全国信用保証協会連合会「責任共有制度」全国信用保証協会連合会「信用保証協会用語集」

04|当社のサービス

三者の関係と自社の返済計画を別々に図解します

当社は信用保証協会・金融機関・借入企業の役割を分け、保証割合と会社の返済義務を図解します。その上で借入全額の返済後現金を試算し、制度名ではなく総負担で比較します。

資金調達コンサルの支援内容を見る

当社は保証協会・金融機関・借入企業の役割を整理し、保証割合と会社の返済義務を混同しない資料を作ります。そのうえで、借入全額の月返済、保証料、金利、実手取、完済総額を資金繰りへ反映し、公庫・プロパー・民間手段と比較します。

必要額、必要日、返済余力を確認し、銀行・日本政策金融公庫などの融資を優先したうえで、期限に間に合わない確定不足だけ民間手段を比較します。

銀行・公庫融資

一定の時間があり、返済計画を説明できる場合に優先して検討します。紹介対象外でも相談先として提示します。

ビジネスローン

返済余力を確認し、実質年率、月返済額、総返済額を含めて候補を整理します。

ファクタリング

請求済み売掛金と入金実績を確認し、早期資金化した場合の手取り額を比較します。

社用車リースバック

会社所有車両の名義・残債を確認し、業務での使用継続を前提に候補を整理します。

80%・100%の保証割合ではなく、制度要件と借入全額の返済で選ぶ

責任共有対象・対象外の保証は、自社が制度要件に該当するかを先に確認します。公庫・プロパー・民間手段も借入全額の元利返済、保証料、実手取、必要日へそろえ、100%保証を融資確約として扱いません。

START不足額と必要日を確定
必要日まで3週間以上ある資料と返済原資を整えて正式相談YES
銀行・公庫融資低コストの本線として最初に確認
請求済みの確定売掛金がある入金日までの限定的な時間差YES
ファクタリング手数料・通知・契約条件を確認
短期返済後も最低現金を守れる13週間予測へ元利返済を反映YES
ビジネスローン実質年率と総返済額を比較
会社所有の業務車両がある継続使用と月額負担を確認YES
社用車リースバック査定・残債・出口条件を比較

いずれも該当しない/返済計画に不安がある既存銀行・日本政策金融公庫・信用保証協会・よろず支援拠点へ相談

責任共有対象の保証と公庫・民間手段を同条件で比較する相談
保証割合を優先順位にせず、必要日、総負担、返済後現金、支援内容で相談先を決めます。
方法候補になりやすい状況契約前の確認事項主な注意点
銀行・公庫融資必要日まで時間があり継続返済できる審査期間・金利・保証・総返済額必要日に間に合わない場合がある
ビジネスローン短期返済後も最低現金を守れる実質年率・月返済・総返済額・登録高コスト化と借入残高の増加
ファクタリング請求済みの確定売掛金がある対象債権・全費用・通知・償還手取り減少と二重譲渡
社用車リースバック会社所有車を継続利用したい査定・残債・月額・走行条件・出口所有権移転と固定支払の増加

80%・100%という数字に引っ張られない三つの基準

割合の意味を理解し、自社の返済可能性へ戻って判断します。

  • 使わない条件:制度名、対象要件、保証料、融資条件を正式確認していない。
  • 中止条件:100%保証なら通るという前提で支払予定を確定している。
  • 切替基準:制度が合わなければ、公庫・プロパー・通常保証・経営改善相談を同条件で比較する。

ファクタリングは契約の実態まで確認してください

金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けに注意を促しています。契約名だけでなく、売掛先が支払わなかった場合の買戻し義務、償還請求、担保性、実際の手取り額を確認してください。

金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

緊急調達後も不足が続く場合は、追加の短期調達だけで解決しようとせず、公的相談窓口と既存金融機関へ相談します。

中小企業庁「資金繰りに関するご相談」日本政策金融公庫「お手続きの流れ」

01無料ヒアリング不足額・期限・資産を確認
02調達順序を設計銀行・公庫を含めて整理
03候補を比較・紹介費用と将来負担を確認
04お客様が判断契約するかは自由

当社の立場と紹介手数料について

この記事の相談テーマについて、前提条件と資金繰りへの影響を整理します。 当社は銀行・日本政策金融公庫の融資可否を判断する機関ではなく、貸金業者、ファクタリング事業者、リース会社でもありません。必要に応じて提携先をご紹介し、提携先から紹介手数料を受け取る場合があります。審査、契約条件、資金調達の実行を保証するものではありません。契約は各提携先から正式な条件説明を受け、お客様ご自身でご判断ください。

05|なぜ当社に依頼するのか

保証割合だけで窓口を選ぶと、制度要件や返済負担を見落とします

制度該当性は正式窓口へ確認し、会社の判断は必要日、総費用、返済後現金、改善支援の有無で行います。

役割を三者に分ける

保証審査、融資審査、会社の返済義務を別に示します。

全額返済で試算

保証割合にかかわらず契約上の元利返済を反映します。

01不足額を確定必要額・期限を数字にする
02条件を改善回収・支払条件を交渉
03銀行・公庫を確認時間と返済計画を照合
04民間手段を比較総費用と翌月負担で判断

順番を間違えるリスク

高コストの短期調達を先に利用すると、返済や手数料で財務負担が増え、その後の融資審査や追加調達に影響する可能性があります。審査基準は各機関で異なります。

表面金利だけで選ぶリスク

金利・手数料だけでなく、総返済額、実際の手取り額、月々の支払額、契約期間、中途解約条件まで比べないと、結果的な負担が高くなる場合があります。

当社へ依頼する意味は、特定の方法へ誘導することではありません。

銀行・公庫融資を待てるのか、短期資金が本当に必要か、売掛金や車両を使う合理性があるかを同じ条件で整理し、申し込む前に順番と将来負担を見える化します。

06|よくある質問

責任共有制度でよくある質問

Q80%保証では20%の頭金が必要ですか
A

一般にその意味ではありません。80%は信用保証協会と金融機関の信用リスク分担を示します。融資条件は窓口へ確認します。

Q会社は借入額の80%だけ返せばよいですか
A

いいえ。会社は融資契約に基づき借入全額を返済します。保証割合は会社の返済割合ではありません。

Q100%保証なら必ず融資を受けられますか
A

必ずではありません。金融機関と信用保証協会の審査があり、制度要件と返済可能性が確認されます。

Qどの保証が責任共有制度の対象外ですか
A

公式案内にはセーフティネット保証1~4・6号、災害関係保証、創業関連保証等が挙げられています。最新要綱を確認します。

Q80%保証と100%保証はどちらが得ですか
A

割合だけでは判断できません。対象要件、金利、保証料、期間、実手取、月返済、支援内容を同条件で比較します。

07|FREE CONSULTATION

保証割合の誤解を解き、自社が返済できる条件を整理します

制度名、融資条件、資金使途、返済後現金を確認し、保証付き融資・公庫・民間手段の適切な相談順を無料で整理します。

  • 初回相談無料・相談だけでも可
  • 法人・個人事業主の事業資金が対象
  • ご紹介先と契約するかはお客様が判断
資金繰りを無料相談

※個人向けの生活費・借金返済目的等のご相談はお受けできません。審査通過や着金を保証するものではありません。税務・社会保険・法的判断は各公的窓口または有資格者へご相談ください。

【無料】10秒でわかる資金調達・無料診断

支払い期日までに取れる選択肢を確認
事業資金の無料相談(必要な項目だけで簡単に相談できます)

相談・診断は無料 当社は貸金業者ではありません 無理な勧誘・強引な契約は一切なし
ご確認ください:法人・個人事業主向けの事業資金相談専用です。個人の生活費・借金返済目的は対象外です。

担当者よりご連絡します。強引な営業は一切ありません。
プライバシーポリシー

現在の支払い状況・必要額をご相談ください

※消費者金融・個人向け融資ではありません