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車両・重機・機械設備がある会社の資金繰り改善

公開日:2026-05-11 最終更新:2026-08-12 編集:五常コンサルティング株式会社

事業用リースバックは、車両・重機・機械などを売却し、契約に基づいて使い続ける方法です。資産価値だけでなく、売却後のリース料を払い続けられるかを先に確認します。

この記事の結論

  • 所有権、ローン残債、担保・差押えの有無を確認する
  • 買取額ではなく、諸費用控除後の手取り額を見る
  • リース総額、整備・保険負担、中途解約、満了時の扱いを比較する

対象になり得る資産と事前確認

車両、トラック、建設機械、工作機械など、所有権を移転でき、継続利用価値のある事業用資産が検討対象になります。車検証・登録事項、固定資産台帳、購入契約、ローン残高、担保設定、差押えの有無を確認します。

所有権留保や担保がある場合は、自社だけで売却できないことがあります。査定前に名義と残債を正確に伝え、既存契約先の承諾や完済が必要か確認してください。

資金繰りに入れる数字

契約時契約後終了時
査定額、残債精算、手数料、手取り額月額リース料、保険、税、整備、修理、稼働制限返却、再リース、買取可否、原状回復、中途解約精算

手取り額が大きくても、毎月の固定支出が増えます。少なくとも契約期間分のリース料を資金繰り表へ入れ、売上が下振れしても支払えるかを確認します。

融資との関係と会計処理

リースバックは一般に借入契約とは異なりますが、「銀行融資枠に影響しない」「必ず資産をオフバランスにできる」とは断定できません。金融機関は取引の実態、毎月負担、資産の減少なども含めて判断します。

セール・アンド・リースバックの会計処理は、適用する会計基準、契約内容、資産譲渡の実態によって変わります。契約前に税理士・会計士へ、売却損益、消費税、固定資産、リースの処理を確認してください。

向かないケース

  • 手取り額が不足額に届かない
  • リース料を含めると毎月赤字になる
  • 中途解約や満了時の条件を確認できない
  • 唯一の主要設備で、返却時に事業が止まる
  • 資産を売らずに融資や支払条件変更で対応できる

参考にした公的情報

よくある質問

Q1. ローンが残る車両でも利用できますか?
A.

残債と査定額、所有権者、担保条件によります。所有権移転の方法を既存契約先と確認する必要があります。

Q2. 赤字でも利用できますか?
A.

資産価値だけでなく、契約後のリース料を支払えるかも確認されます。赤字でも必ず利用できるわけではありません。

Q3. 満了後に必ず買い戻せますか?
A.

契約次第です。買戻しの有無、価格、条件を契約前に書面で確認してください。

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