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在庫と売掛債権の明細をABL融資の担保候補として確認する経営者

資産の実在・権利・換金性を確認

在庫・売掛債権を担保にするABLとは?ファクタリングとの違い

帳簿額ではなく、回収・販売可能性と既存担保を確認し、ファクタリングと使い分けます。

公開日:2026-08-03 五常コンサルティング株式会社

資産活用|ABL・売掛債権・在庫

在庫・売掛債権を売らずに融資へ活用

在庫・売掛債権を担保にするABLとは?ファクタリングとの違い

ABL(Asset Based Lending)は、売掛債権や在庫等の事業資産を評価し、担保として融資を行う考え方です。中小企業庁は、金融機関が在庫や売掛債権を担保に融資する際、信用保証協会が債務保証を行う流動資産担保融資保証制度を案内しています。

ファクタリングは一般に売掛債権の売買であり、ABLは融資です。資産を活用する点は似ていても、契約主体、返済義務、担保、保証、モニタリング、売掛先への通知・承諾、費用が異なります。在庫簿や売掛明細が不正確な会社は評価が進まないため、資産の量だけでなく、換金性・滞留・二重担保・譲渡禁止等を確認します。

01|課題

売掛金や在庫が多くても、権利関係と明細が不明なら資金調達の根拠になりません

資産の実在、所有、換金性、既存担保を確認します。

売掛 架空・未確定 検収前を混在
在庫 滞留・陳腐化 帳簿価額と換金差
権利 二重譲渡・担保 既存契約を未確認
比較 売買と融資を混同 返済義務が違う

ABLとファクタリングは、同じ売掛金を使う場合でも契約の法的性質が異なります

流動資産担保融資保証制度は金融機関融資と信用保証の制度です。対象資産、評価、担保設定、通知・承諾、保証条件、必要書類は金融機関・信用保証協会へ確認し、契約は弁護士等の専門家へ相談してください。

中小企業庁「在庫や売掛債権を担保とする融資・保証」

売掛債権と在庫明細をABL融資の担保候補として確認する経営者
帳簿残高をそのまま担保価値とせず、回収・販売可能性と既存権利を確認します。

02|なぜ発生したか(原因)

調達が止まる原因は、月次明細不足・滞留資産・権利重複・モニタリング未整備です

資産の残高だけでなく、回転と証憑を見える化します。

債権明細 確定・入金日が不明
在庫台帳 数量・滞留が不一致
RESULT評価額=帳簿額ではなく、回収・処分可能額の保守的評価費用と管理負担も資金効果から引く
既存権利 担保・譲渡を未確認
月次報告 残高変化を追えない

適格資産へ掛目を掛け、既存担保・費用・安全控除を引きます

適格売掛・在庫× 評価掛目 既存担保・費用 実質調達余力

指標・関連科目の参考となる公式資料:中小企業庁「在庫や売掛債権を担保とする融資・保証」

ABLで検討する実質余力

適格資産
2,000万円
仮の掛目
60%
既存・費用
300万円
概算余力
900万円

説明用の仮定で、実際の掛目・評価・保証・融資額ではありません。金融機関・信用保証協会の正式条件で再計算します。

03|解決策

資産棚卸→適格性→既存権利→金融機関相談→月次管理の順で進めます

一度の査定で終わらず、実行後も資産回転を継続管理します。

STEP 1

明細を確定

  • 売掛先別
  • 在庫品目別
  • 基準日統一
STEP 2

適格性確認

  • 検収・請求
  • 滞留・陳腐化
  • 所有・保管
STEP 3

権利を照合

  • 既存担保
  • 譲渡・登記
  • 契約制限
STEP 4

相談と管理

  • 銀行・保証協会
  • 費用比較
  • 月次報告
売掛・在庫の資産台帳をABL相談用に整備する財務会議
評価対象外を先に除き、実際に資金化できる額と管理負担を比較します。

相談前にそろえる4分類

売掛明細契約・納品・検収・請求
在庫台帳品目・数量・保管・滞留
権利資料担保・登記・譲渡契約
月次資金表融資返済・資産回転

申込・相談で守る3つの原則

1

必要日より前に確認

申込条件、必要書類、審査・契約・入金の工程を候補先へ早めに確認します。

2

金額と条件を具体化

必要額、必要日、返済可能月額、資金使途を数字と資料で説明します。

3

提示条件を記録

実質年率、手数料、手取り、返済・支払条件、必要書類を正式資料で残します。

03-2|別の視点からの解決策

担保価値を増やす前に、売掛回収と在庫回転を改善して必要額自体を減らします

ABLは資産を資金化する手段ですが、滞留在庫や回収遅延を温存する理由にはしません。月次報告を資産効率の改善へ使います。

ROUTE A

売掛を適格化

向いている状況
検収・請求・入金日が曖昧
実行すること
契約から入金まで証憑を接続し、延滞・相殺・反対債権を分離
注意点
未確定債権を含めない

ROUTE B

在庫を階層化

向いている状況
帳簿額と実在・換金性が違う
実行すること
通常・滞留・不動・返品予定に分け、販売計画を作る
注意点
評価額を自社で断定しない

ROUTE C

管理費を比較

向いている状況
小口資金で報告負担が重い
実行すること
融資費用、保証料、登記、在庫評価、月次報告の総負担を比較
注意点
表示金利だけで判断しない

ABLとファクタリングを比較する4質問

  • 対象債権・在庫の実在、所有、確定、換金性を確認したか
  • 既存の担保・譲渡・登記・譲渡禁止等を一覧化したか
  • 融資返済と債権売買の違いを理解したか
  • 月次報告・評価・保証料等を含む総負担を比較したか

対象資産、担保設定、通知・承諾、保証条件は金融機関・信用保証協会・専門家へ確認します。

指標確認・資金調達・改善支援の公式情報: 中小企業庁「在庫や売掛債権を担保とする融資・保証」中小企業庁「信用補完制度」金融庁「ファクタリングに関する注意喚起」

04|当社のサービス

ABL向きの反復資産と、ファクタリング向きの単発債権を分けます

当社は商品を先に決めず、必要額、必要日、回復日、最低現金、返済原資、確定売掛金、会社所有車両を確認します。公的支援、銀行、日本政策金融公庫、信用保証協会付き融資等を先に検討し、期限に間に合わない不足部分だけビジネスローン、ファクタリング、社用車リースバックを比較します。民間サービスの紹介が成約した場合、紹介先から紹介手数料を受け取ることがあります。利用者に紹介だけを理由とする追加料金は請求しませんが、金利・手数料・リース料等は発生します。審査、査定、契約、入金を保証するものではありません。

資金調達コンサルの支援内容を見る

当社は売掛・在庫明細、回転、既存担保・譲渡、必要期間を整理します。銀行・保証協会への相談を先に、単発の期限差だけファクタリング等で比較します。

必要額、必要日、返済余力を確認し、銀行・日本政策金融公庫などの融資を優先したうえで、期限に間に合わない確定不足だけ民間手段を比較します。

銀行・公庫融資

一定の時間があり、返済計画を説明できる場合に優先して検討します。紹介対象外でも相談先として提示します。

ビジネスローン

返済余力を確認し、実質年率、月返済額、総返済額を含めて候補を整理します。

ファクタリング

請求済み売掛金と入金実績を確認し、早期資金化した場合の手取り額を比較します。

社用車リースバック

会社所有車両の名義・残債を確認し、業務での使用継続を前提に候補を整理します。

反復する運転資金はABL・銀行へ、単発の入金差だけファクタリング等へ分けます

売掛・在庫が反復して生じる営業循環はABLや銀行・公庫、単発の確定売掛の時間差はファクタリング、小口短期はビジネスローン、所有車両はリースバックを比較します。

START不足額と必要日を確定
3週間以上あり、継続返済できる決算・試算表・資金予測・改善計画を準備YES
銀行・公庫融資公的・低コストの資金を最初に相談
請求済みの確定売掛金がある入金日までの一時的な時間差YES
ファクタリング実手取・通知・償還・契約条件を確認
短期返済後も安全余力が残る返済を13週間・3か月予測へ反映YES
ビジネスローン実質年率・総返済額・登録を確認
会社所有の業務車両がある売却後も事業を継続できるYES
社用車リースバック残債・査定・月額・出口を比較

いずれも該当しない/返済計画に不安がある既存銀行・日本政策金融公庫・信用保証協会・よろず支援拠点へ相談

ABLとファクタリングを含む資産別の資金調達方法を比較する相談
同じ売掛債権を複数契約へ使わず、契約前に担保・譲渡状況を一元管理します。
方法候補になりやすい状況契約前の確認事項主な注意点
銀行・公庫融資恒常的な運転資金・改善資金審査期間・保証・実行日・総返済額必要日に間に合わない可能性
ビジネスローン回復日が明確な短期不足実質年率・手数料・総返済額・登録高コスト化・返済集中
ファクタリング請求済み売掛金の入金待ち実手取・通知・償還・債権譲渡条件反復利用・手取減少
社用車リースバック所有車両を使い続けながら資金化所有権・残債・査定・総支払・出口固定費増加・中途解約

資産価値を過大評価しない基準

帳簿額ではなく、回収・販売可能性と権利関係で判断します。

  • 使わない条件:債権・在庫の実在、所有、確定、既存権利を証明できない。
  • 中止条件:評価後の実手取が必要額未満、または月次返済後に再不足する。
  • 切替基準:滞留資産が原因なら調達から回収・在庫処分・商品構成改善へ切り替える。

ファクタリングは契約の実態まで確認してください

金融庁は、ファクタリングを装った高金利の貸付けに注意を促しています。契約名だけでなく、売掛先が支払わなかった場合の買戻し義務、償還請求、担保性、実際の手取り額を確認してください。

金融庁「ファクタリングの利用に関する注意喚起」

緊急調達後も不足が続く場合は、追加の短期調達だけで解決しようとせず、公的相談窓口と既存金融機関へ相談します。

中小企業庁「資金繰りに関するご相談」日本政策金融公庫「お手続きの流れ」

01無料ヒアリング不足額・期限・資産を確認
02調達順序を設計銀行・公庫を含めて整理
03候補を比較・紹介費用と将来負担を確認
04お客様が判断契約するかは自由

当社の立場と紹介手数料について

この記事の相談テーマについて、前提条件と資金繰りへの影響を整理します。 当社は銀行・日本政策金融公庫の融資可否を判断する機関ではなく、貸金業者、ファクタリング事業者、リース会社でもありません。必要に応じて提携先をご紹介し、提携先から紹介手数料を受け取る場合があります。審査、契約条件、資金調達の実行を保証するものではありません。契約は各提携先から正式な条件説明を受け、お客様ご自身でご判断ください。

05|なぜ当社に依頼するのか

同じ債権を別契約へ重ねると、重大な契約・信用問題になり得ます

債権・在庫ごとの利用状況を一元化し、ABL、ファクタリング、でんさい等の重複を防ぎます。

資産単位で権利管理

担保・譲渡・入金口座を一覧にします。

管理負担も費用化

査定・報告に必要な工数を比較します。

01不足額を確定必要額・期限を数字にする
02条件を改善回収・支払条件を交渉
03銀行・公庫を確認時間と返済計画を照合
04民間手段を比較総費用と翌月負担で判断

順番を間違えるリスク

高コストの短期調達を先に利用すると、返済や手数料で財務負担が増え、その後の融資審査や追加調達に影響する可能性があります。審査基準は各機関で異なります。

表面金利だけで選ぶリスク

金利・手数料だけでなく、総返済額、実際の手取り額、月々の支払額、契約期間、中途解約条件まで比べないと、結果的な負担が高くなる場合があります。

当社へ依頼する意味は、特定の方法へ誘導することではありません。

銀行・公庫融資を待てるのか、短期資金が本当に必要か、売掛金や車両を使う合理性があるかを同じ条件で整理し、申し込む前に順番と将来負担を見える化します。

06|よくある質問

ABLとファクタリングFAQ

QABLはファクタリングと同じですか?
A

いいえ。ABLは融資、ファクタリングは一般に債権売買です。返済義務、担保、費用、通知等を比較します。

Q在庫の帳簿価額まで借りられますか?
A

通常、滞留・換金性・評価掛目等が確認され、帳簿額がそのまま融資額になるとは限りません。

Q売掛先への通知は必要ですか?
A

契約・制度・担保設定方法で異なります。金融機関・保証協会・専門家へ確認します。

Qファクタリング利用中でもABLを使えますか?
A

同じ債権の権利重複を避ける必要があります。既存契約・登記・対象債権を完全に開示します。

Q何を準備しますか?
A

売掛先別明細、在庫台帳、契約・納品・検収資料、既存担保・譲渡資料、決算・試算表、資金繰り表です。

07|FREE CONSULTATION

ABL・ファクタリング・銀行融資の適合資産を無料整理

売掛明細、在庫台帳、契約証憑、既存担保・譲渡資料、決算、資金繰り表をご用意ください。

  • 初回相談無料・相談だけでも可
  • 法人・個人事業主の事業資金が対象
  • ご紹介先と契約するかはお客様が判断
資金繰りを無料相談

※個人向けの生活費・借金返済目的等のご相談はお受けできません。審査通過や着金を保証するものではありません。税務・社会保険・法的判断は各公的窓口または有資格者へご相談ください。

【無料】10秒でわかる資金調達・無料診断

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事業資金の無料相談(必要な項目だけで簡単に相談できます)

相談・診断は無料 当社は貸金業者ではありません 無理な勧誘・強引な契約は一切なし
ご確認ください:法人・個人事業主向けの事業資金相談専用です。個人の生活費・借金返済目的は対象外です。

担当者よりご連絡します。強引な営業は一切ありません。
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